新型コロナウイルスは治るのか?厚生労働省の見解を読め

新型コロナウイルスは治るのか?厚生労働省の見解を読め

2020年3月。東京オリンピックに向けて盛り上がっていく時期のはずが、新型コロナウイルスのせいでテンヤワンヤです。日本中パニックみたいな。出所がよくわからないデマ情報が発信されまくってますが、踊らされないようにしましょう。

テレビや新聞などのメディアでもあーだこーだ言ってますが、厚生労働省のホームページにまとまっている情報を読むのが一番。冷静に対処すればリスクは最小限にできます。

 

新型コロナウイルスは治るのか?厚生労働省の見解

新型コロナウイルスは3月4日現在、これといった特効薬が開発されていません。でも、ニュースやワイドショーでは感染からの回復した人がいるって言ってます。「治療法が確立してないのに、どうして治るの?」って素朴に疑問に感じますよね。厚生労働省のホームページ読めば載ってますから。

問12 新型コロナウイルス感染症で治療を受けた場合、治癒したと判断されるのはどういう場合ですか。また、新型コロナウイルスに効く薬はまだないのに、どうして治癒するのでしょうか?

発熱や咳等の呼吸器症状が消失し、鼻腔や気管などからウイルスを検出できなくなった状況を「治癒した」と判断しています。
また、この新型コロナウイルスそのものに効く抗ウイルス薬はまだ確立しておらず、ウイルスが上気道や肺で増えることで生じる発熱や咳などの症状を緩和する目的の治療(対症療法)として、解熱剤や鎮咳薬を投与したり、点滴等が実施されています。対症療法により、全身状態をサポートすることで、この間ウイルスに対する抗体が作られるようになり、ウイルスが排除されて治癒に至ると考えられます。

引用元:URL
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q12

要するに、熱が出てたら熱を下げる薬を飲み、咳が出てたら咳を止める薬を飲む。で、カラダの中にコロナウイルスをやっつける抗体ができるのを待つ、みたいな治療法。いわゆる対症療法というやつです。それでも多くの患者さんが重症化することなく回復に向かっているので、必要以上に恐れなくてもいいです。トイレットペーパー買い占めなくてもいいです。

 

まとめ

新型コロナウイルスのせいで日本中外出の自粛を求められています。なんとなく窮屈な気がしますが、しょうがないですよね。せっかくだから、テレワークが浸透するなど、これまでのライフスタイルが良い方向に進むきっかけにしていければなーと前向きに感じてます。今こそ、ゆりやんに叫んでもらいたい。「落ち着いていきやー!」